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アロマと音楽

アロマビタミンズにいらっしゃるお客さまは、いろいろな職業の方がいらっしゃいます。

サロンでは、特にお仕事の内容に関して、こちらから根掘り葉掘り聞くことはしないようにしているので、どんな仕事についているか、こちらが知らない場合もわりとあるんですけどね。

仕事のリフレッシュのためにサロンに来ているのに、仕事の話をこっちからふってしまったら、リフレッシュにはならないんじゃないか…と思うので。話したい、という時もあると思うんですけどね。なので話の流れ上、お仕事の話になる場合もあるんですけどね。

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音楽にかかわる仕事についている方も、何名かいらっしゃいます。アーティストとして歌を歌ったり、楽器を通して音楽を伝えたり、楽曲を作ったり、といったところでしょうか。私は音楽に関しては無知ですが、メロディーというものをもって、人に幸せな気持ちを運んだり、元気な気持ちを運んだりと、とても素晴らしいお仕事だなと思います。

そして、あたりまえですが、ミーハー心でキャーキャー言ったりしませんのでご心配なく…。というより、私があまりに世間知らずで気づかない場合も多いので。。個人情報をもらすことも断じてしませんので、ご安心くださいね。

ある時、お客さまの曲を教えてもらい、ネット上で聴かせていただく機会がありました。

そしたら、おおお~~っ!!と。好きだ~~!!!

ぜひともその曲、施術中に流したいです。という感じでした。

お客さまが曲を作り、そして歌っています。

重低音が大地のようにやさしく、そして深く響きながら、それがだんだんスピードをもって広くひろがり、そして、上のほうからメロディーがキラキラとふってくる…。そして下に流れている深い重低音とからみついて風にふかれて明日に向かって飛んでいく…

シロウトの表現なのでいまいちですが(^◇^;)ゝこれを、重低音というのかどうかも不明ですが。

アロマセラピーの精油で言うところの重低音は、たとえばベチバー。根っこから採る精油で、土くさいような、広い深い大地の香り。そこに、グレープフルーツのようなベルガモットのような、柑橘系のキラキラしたさわやか~な香り。そこへ、それらをひとまとめにするように、ぽわわ~んと柔らかなゼラニウムとラベンダーが、どこからかやってくる。そしてそれらのお花達は、大地と果実をつなぎ、ひとつに紡がれて風に吹かれていく…。そしてそれは、明日という、優しい未来。

アロマ風に表現してみましたっ。

そして、そのお客さまの紡がれた音楽のリズムとメロディーが、なんというか、私のトリートメントの目指すところである、大きなうねりのリズムに似ていました。

私がそのうねりをトリートメントで表現しきれているか自分では分からないし(T_T)、とっても大変におこがましいとは思うのですが、なんだか嬉しいし、おおおおっ、と思いました。これだよこれ!という感じでした。

大きく深く優しくひろがり、そしてキラキラ…トントントン…まさに、私の目指すところのボディワークです。こんな風にできたらいいな!と日々私が精進したいと願っている、そんなメロディーでした。どこもかしこも、「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」なんですよね。

私がトリートメントで心がけているのは、まさにこの1/fゆらぎ 。熟練マッサージ師には、施術そのものに、この不規則な心地よいリズムが生まれているのだそう。私も、1/fっちゃお!といったところです。そんな風になりたい。

ろうそくの炎のゆらめきも、このゆらぎ。さわやかな木漏れ日のキラキラも、これ。

だからサロン内には、ロウソクが欠かせないのよね。

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今日は休みです!

松戸へ行ってきます。

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「くさい」の反対語って?

「くさい」、の反対語はなんでしょうか?

「いい匂い」? 「無臭」? 

う~~ん。けっこう、むずかしいでしょ。

答えは、「かぐわしい」。

10年以上前の、平成教育委員会に出ていた問題です。もっと前かも?逸見さんが出ていた頃なので、すごく前かも。なんでだか、とっても印象的で、記憶に焼き付いているのです。覚えてる私もスゴイ?すごくない?

「このネロリ、かぐわしいヮァ~」と、言ってみましょう。

「かぐわしい」を漢字に変換すると、香しい、芳しい、馨しい、と出てきました。違いは…ビミョウにあるのかな?詳しくは分かりません。日本語って、奥が深いのですね。

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息子(2、もうすぐ3)に、オレンジやグレープフルーツの精油を嗅がせると、「みかん。」と言います。

お~分かるのね。

ローズウォーターの匂い → 「お花のにおい。」お~。

「いちご♪」と言ったときもありました。ローズがいちごか。なるほどね…。ボトルが赤い色をしていたから、そこから「イチゴ」が出てきたのかな。

香りのついている化粧品を嗅がせると、「いちご、りんご」などのフルーツで香りを表現していました。なるほど。

ネロリ

→「紅茶。」

おおお~! 素晴らしい表現力! 

 以下、順に嗅がせてみました。

ベチバー →「紅茶。」
ジュニパー →「紅茶。」
ローズマリー →「紅茶。」

んー…?

イランイラン →「紅茶。」
ゼラニウム→「紅茶。」
オレンジ→「紅茶。」

オレンジも紅茶になったか?

私が「んんん?!!!」という顔をしたら、

「紅茶? コーヒー? …牛乳!!!いちご!!メロン!!りんご!!ぎゃ~~~!ワッハッハッハッハッ!!」狂ってきた…

香りを表現する言葉って、難しいのよね。大人でも、難しいんですよね。フルーツとか、食べ物とか、歯医者さんとか、教科書の匂いとか、トイレの芳香剤の匂いとか。

2歳児に色々な精油を嗅がせてみると、面白いのは、「くさい」という表情をまったくしないということ。

大人だと、くさい、と思うと、「うぅ!」という顔になるのに、パチュリやベチバーなど、かなりクセのある香りを嗅がせても、「イイ匂い~」という嬉しそうな顔をして、「紅茶♪」とつぶやくのでした。

トイレはくさい、ゴミの匂いはくさい、○○はくさい…という、「嫌な匂い」というのは、ある程度人生を生きてきたうえで、その中で「くさい」ものであると学習するのだと、どこかの本で読んだことがあります。

いい匂いか、イヤな匂いかは、その人の人生で学習してきた記憶と結びついて、「イイ匂い」「イヤな匂い」と判断がされるのだそう。

だから赤ちゃんは、「くさい」「いいにおい」という区別が、まだつかないのだそうです。間違えました、かぐわしい、でした。

この匂いは○か×かではなく、とてもニュートラルに、「こういう匂いなんだな」と、匂いを感じるのだそうです。2歳児も、まだまだこれから匂いをたくさん学習していくんだな、と思いました。

サロンの仕事のあと、アロマまみれのアロマくさい感じの私に抱っこされて、「これがお母ちゃんの匂い」と学習しているかもしれません。

かぐわしい?

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濃すぎもイヤ

たまたま、自分の血糖値が低い時にコンビニに入ってしまったのがきっかけだったのですが。

焦がし砂糖と、塩と、バターが入っているという飲料を買ってしまったのです。

商品名は避けておきますが、キャラメリゼがなんとかかんとか…という飲料。キャラメリゼと聞くと、シャンゼリゼ、みたいでパリっぽくて、日本人には素敵に響いてしまうんですよね。

お味はと言うと、「砂糖!!!」「塩!!!」「バター!!!」

…全てがトゥーマッチ、濃すぎでした。

特に、塩はそんなにいらないよ…しょっぱすぎる、隠し味的にしてもうちょっと隠れてほしかった、前に出すぎ。バターも、バタバタだよ。それに対して砂糖も多すぎ。個人的な意見ですが。ブレンドに失敗しちゃったアロマな感じでした。

「パチュリー!!!!」「ベンゾイン!!!」「イランイラン!!!!」といった具合でしょうか。この3つはブレンドとしては美しく成り立つと思うけど、どれもこれも濃度が濃すぎるとダメ精油でしょ。バランスが大事です。前に出ずぎず、縁の下の力持ち的なポジションで、ベースにじんわりと、そしてほのかに、香っていて欲しいのです。

飲んだ後(それでももったいなくてガマンして全部飲んでしまったのも悪いのですが)、水をのんで薄めても?しばらく胸焼けして、口の中もネロネロ~~としてました。

ネット検索したら、わりと高評価な飲み物なようなので、それもまたビックリでした。

こんなのが美味しいの?ほんと?

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愛する精油くんたち2008ver.

今日はサロンはお休みだったのですが、とあるサイトの取材があり、朝イチからのアポイントだったので、今しがた終わりました。サロンの紹介ではなく、アロマセラピーの使い方・活用法のお話をさせていただきました。

このお仕事は、「アロマセラピスト」というとおり、日々、アロマセラピーや精油の小ビンと向き合っているような仕事のイメージをお持ちの方が多いよう。

たしかにそうなんだけど…、たしかに精油は毎日使っているんだけども、私自身としては、アロマというより、「人」と向き合う仕事、という意識が強いです。アロマを通して人と向き合う、といったところでしょうか。アロマはあくまでツールであり手段であり、アロマだけにスポットライトを当てるという機会は、実はあんまりないんですよね。

なので、アロマセラピーについて存分に語ってもらえますか?というご依頼があると、ことのほか新鮮な気持ちになります。

アロマセラピーの活用法は色々あるんですが、自分の中ではもう当たり前な、自分にとっては米を研いで炊飯器のスイッチを押す、くらいの日常的な事をなんとなくお話しただけでも、いらしたライターさん達が「へぇぇ~~!すごい」とリアクションしてくださったので、嬉しかったです。ほんとにありがとうございました…!

じつは朝イチで、ガラスのティーソーサーをガチャンと割ってしまい、その破片が右手親指のツメの横にぐさりと突き刺さり、どわ~っと流血して、なぜか取材の方が見えてもまだ流血し続け、「流血しててスミマセン」と、患部を押さえながら血まみれのティッシュと戦いつつ、アロマについて語り続けたわたくしです。ばんそうこうがなかったのです。。だっ大丈夫ですか?!とライターさん。ほんとスミマセン!全然痛くないのですが…血が。。すみません。

途中であまりにも血まみれで見苦しい姿でしたので、コットンをセロテープで貼って巻いておこう。としましたらセロテープが見つからず、なぜか両面テープしかなく、仕方なく両面テープで指をぐるぐる巻きにしました。先ほどようやく…止血しました。ご心配おかけしました。


ところで、昨日は精油の予習がてら?、かねてからアップするはずだった「愛する精油くんたち」という、精油のコラムをアップしました。サロンをオープンした2004年当時に時々書いていた物なのですが、最近はとんと筆が鈍ってしまって書いてなかったのです。2008年バージョンということで、若干加筆修正したものを順次、アップしていきますね。良かったらのぞいてみてくださいね。

たまには精油と向き合ってみるというのも、いいものですねえ。

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キャップがボコボコしてるので

去年、フロリアル(サロンで使っている精油のメーカー)のボトルデザインが新しくなって、残念ながら、やや毒キノコを思わせるNEWデザインに意気消沈しておりました。発注すればするほど、精油ボックスの中がどんどんグリーンになってゆく。。。悲。

フロリアルは大好きで、さんざん浮気もしたけれど、巡り巡って、やっぱり元のサヤにおさまり、フロリアルに行き着いています。

以前はキャップがホワイトで、全体的にもコロンとして可愛らしいフォルムだったのに、今度は、ケミカルな風合いのグリーンで、残念~~。

私は精油のキャップの上に、6ミリ幅のテプラに精油の名前を書いたものを貼っているのですが、NEWデザインのキャップは、開け方の図がキャップ1つ1つの上に刻印されていて、それがボコボコして、テプラが貼っ付かないんですよ!!

開け方の図なんて、いらないよ~。1コ開けりゃ、わかりますよ。

毒キノコなくせに、ボコボコしてるんですよ、まったく!

テプラは、面がツルツルしてないと貼っ付いてくれないのに。

仕方ないので、木工用ボンドでボコボコ面をパテのように埋めて、そこにテプラを貼っています。

今日はお客様のご到着が少しばかり遅くなります!とご連絡をいただいていたので、そんなちょっとの時間に、そんなコマゴマした作業を1人ぽつねんと、行っておりました。

テプラを綺麗に貼り終わったさまを眺め、ひとり、ご満悦。

ちなみに、精油の名前を書く時は、カタカナ派です。

「lavender」なんてアルファベットで書くとオシャレだけど、お客様にキャップを見せながら説明する時は、「ラベンダー」と、カタカナの方が分かりやすくて◎なのではないかと、個人的には思いまして、カタカナにしてるのです。



プロフィール

アロビタ

Author:アロビタ
安田直子
2004年10月にサロン「Aroma vitamins+(アロマビタミンズ)」をオープン。

セラピスト1名・ベッド1台の、職人系リラクゼーションサロン。

1977年3月2日生・女性。

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