投稿日:2008-04-21 Mon
長年、私が、美容室に行った時、シャンプー台で困っていたこと。「下から頭を持ち上げられた時、自分からも力を入れたほうが良いのか、それとも、力を抜いていたほうが良いのか?」
後頭部をシャンプーされる時、美容師さんは、頭を下からグッと持ち上げてくれるけれども、お客としては、自分からも頭を持ち上げて手伝って(?)あげたほうが良いのか…それとも、すべてをまかせたほうが良いのか。私は、どうしたら良いのだろう。と、ずっと思っていました。
しかし、自分が施術者となった今、答えは明白です。
「すべてをまかせたほうが良い!!」
私は美容師ではないけれども、セラピストとして、お客様を施術する立場。
たとえば、頭の下にマクラを敷くためにお客さまの頭を持ち上げたり、また、腕のマッサージの時に、腕を上方に持っていったりするんだけども、その腕を元の位置に戻したりする時に、お客様が、ご自分からも力を入れてくださることが、けっこうあるのです。いや、とても多いです。
だって、私だって、美容室で、どうした方が良いのかが、分からなかったんですもの。私はセラピストになっちゃったので答えが分かっちゃったけれど、人を施術するようなお仕事ではない方だったら、もしかしたら、悩むほどではなくても、小〜さく迷ってらっしゃる方も、いるかもしれない。
そしてここからはセラピストからの本音の話なんだけども、
実は、すべての力を抜いてくれた方が、施術者としては、ありがたく、うれしいです。そして施術も、やりやすいのです。
というのが、答えです。他のセラピストの皆さまも、ほぼ、このような意見だと言っても、過言ではないと思います。(と、みんなも巻き添えにしてみる)
その証拠に、セラピストやエステティシャンの方が施術を受けにいらっしゃると、皆さん、ぐにゃぐにゃに力を抜いてくださいます。
セラピスト側に気を遣ってくださってくださる方も多く(本当に恐縮です。)、リラックス中にも、あえて力を入れてくださることも多く、きっとそれは、セラピストがやりやすいようにとの思いで、そのようにしてくださっているのだと思います。
なので、こんな話題を出すのも、とても失礼なのかもしれないのですが…、
先日、お客さまと、ふとそんな話題になったのです。お客様は、「へぇぇぇ〜〜!!そうだったんだ!!!」と、度肝を抜かれていらっしゃいました。
施術者としては、お客様が、ぐでんぐでんにリラックスしてくれて、いびきをかきながらでもお休みいただけることが、一番うれしいことなのです。ここからまた本音のことを申し上げてしまうと、ずっと力を入れてしまわれていて、常にまっすぐベッドの上に気をつけをしていらっしゃるような状況だと、むしろ、「リラックスしていただけてないかな…」と残念に思い、そして、お客さまにリラックスを提供できていない、自分の力不足を申しわけなく思ってしまうのです。
また、ご本人は意識してないのに、勝手に、力が入ってしまうようなこともあると思います。無意識に肩のあたりだとかが力が入ってしまっているかなと感じた時は(これは多いです…)、施術後に、そうお伝えしています。そうすると、ご本人、「へぇぇ〜?!」と、びっくりされる時もあります。私も、マッサージを受けに行って、そう言われたこともあります。私も、肩こりなんで。つい、無意識に…。ふぅ〜。そんなこともあります。
あと、「眠っちゃってゴメンナサイ!!」とおっしゃるお客さま、いやいや〜!!そんなの、セラピストとしてはこんなに嬉しいことはないのに、謝らないでくださいませ〜!「セラピストの方が一生懸命マッサージしてくれてるのに、私だけ眠っちゃってホントごめんなさい!」あら〜!そんなことっ!とんでもないですよ〜ほんとにホントに。。笑
今回は、お客さまに、力を入れちゃダメよ。と言いたかったのではなく、冒頭の美容室での私のように、どうしたらいいのか、もし小さく迷っているお客さまがいらっしゃたら、迷わず、「力を抜いてくださいませ♪」と言いたかったのです。実はそのほうが施術者もうれしいんだよ。ということを、(小声で)伝えたかったのです。
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